24週の妊婦健診で赤ちゃんの心拍が確認できず死産となりました。
今日は2日目の事を記載していきます。
【1日目】血液検査・点滴・処置説明
【2日目】水分で膨らむ棒を子宮口へ〜1回目
【3日目】水分で膨らむ棒を子宮口へ〜2回目
【4日目】子宮口を柔らかくする点滴
【5日目】陣痛促進剤(膣座薬)
【6日目】陣痛促進剤(膣座薬)&出産
【7日目】退院
入院1日目は死亡宣告を受けてショッキングな1日となったけれど、意外にもぐっすり眠れた。
今朝はいつも通り朝5時起床。
目は覚めてるけどぼーっとしてしまう。
ただただぼーっとして1時間くらい経っていた。
点滴の影響かトイレが近いのでそろそろ起きよう。
鏡を見るとお腹がみるみる萎んでいる。
半分くらい小さくなっている気がする。
6時頃から夫と電話。
あまり眠れなかったらしく5時頃からランニングに行ったそう。
図書館に予約してある本を取りに行ってもらう。
7時検温・血圧。8時朝ごはん。
叔母から電話。
母が連絡してくれたみたい。
退院後は姉と叔母が北海道から来てくれるみたい。
本当は今すぐにでも行ってあげたいと言ってくれたけど、コロナで面会ができないから退院後に来てほしいと伝えた。
夫とも基本的には面会できないので、差し入れなどはスタッフさん経由で受け取る事になる。
この病院は立ち会い出産もこの時期禁止しているようで私は一人で出産することになる。
9時検温・血圧。
お昼ごはん。

ご飯は量が多い。
出産前は7割食、出産後は10割食になるらしい。
7割食でも十分な量で食べ切れないこともあるけれど、出産後は授乳などでお腹が空くらしいので10割食。
そういえば去年出産した友人も、病院食では足りなくてすぐお腹が空くから旦那さんに食料を差し入れしてもらっていたと聞いた。
私は出産後に授乳がないからこのまま7割食なのかな〜と思った。
午後お腹が張っている気がして様子を見ていたけれど気のせいだった。
陣痛が来るんじゃないかとドキドキする。
義母にも電話しておかないとなーと思って電話した。
優しく励ましてくれた。
「時間が経てば大丈夫になるし、まだ若くて未来があるんだから」
「可哀相でなんて言ってあげたらいいか分からなくてごめんね」
そうだよね。なんて声かけたらいいか分からないよね。
火葬後の埋葬先などを夫と話してくれているみたいで、
後のことは心配しなくていいから自分のことだけ考えてと言ってくれた。
16時検温・血圧。
自然に陣痛が来る気配がない。
赤ちゃんが亡くなって時間が経っているので母体が妊娠終了と認識すれば赤ちゃんを出そうと陣痛が始まるらしい。
その気配が全く無いから今日の夕方から処置が始まるんだと思う。
そういえば入院初日に先生が
「胎児が24週の大きさより小さいから死後数日経っていると思う。言い方が悪いけど例えるなら、果物が腐って時間が経つと萎んでくるでしょ?それと同じで胎児の体液などが流れ出ていくので小さくなっていく」
そんな感じの説明をしてくれた。
確か胎児の大きさが18週くらいしかないと言っていた。
やっぱり健診の数日前からお腹が萎んできた気がしてたのは気のせいじゃなかった。
なんとなく亡くなっているかもと思っていた、0.1%くらいの勘が当たっていた。
私の予想だと死後2〜3週間経っていると思う。
妊娠21〜23週あたりで亡くなっていたんじゃないか?ちょうど胎動が分からなくなった時期だから。
夕食後シャワーに入り準備を整え19時から処置開始。
海藻成分で出来ている膨らむ綿棒を子宮の入り口に入れる。
診察台に座って椅子が上昇して処置が始まる。
だんだん不安になり心臓が早くなる。
呼吸が荒くなって過呼吸みたくなって、落ち着くために無理やり深呼吸を繰り返す。
涙が溢れ出てくる。
怖い。
急に実感が湧いてやっぱり現実なんだと思い知らされる。
これから離れ離れになっちゃうんだ。
あと数日は温かいお腹の中で過ごせるからね。大丈夫だよ。
処置は痛みなく無事終了。
念の為ナプキンをあてる。
病室までの移動でまた涙が止まらなくなる。
看護師さんに「泣いて大丈夫だよ。もっと泣いていいんだよ」と励ましてもらう。
担当の助産師さんが昼と夜で交代になるんだけど、みなさん優しくテキパキといい人ばかり。
処置の後は生理痛のような腰痛が少しあった。
夫と電話してこの日もぐっすり眠る。
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