心が狭い私にはまだ早かった。ママの集まる会なんて行かなきゃ良かった。

妊活


こんにちは〜。アラフォーバツイチさっぷんです。

妊娠7ヶ月で死産を経験しました。

出産後2ヶ月、納骨が終わり気持ちも大分落ち着いたので、友人が集まる会へ参加した。

参加してみて、気持ちは全然落ち着いていない事が分かった。

こりゃ、相当時間が掛かるぞ!と思い知らされた(;▽;)


12月、2週に渡って友人宅へお邪魔した。

1週目の日曜は1歳半の男の子がいるおうちへ。友人4人で集まった。

2週目の日曜は生後4ヶ月の女の子がいるおうちへ。友人3人で集まった。




中学の同級生宅へ。沢山笑った。沢山泣いた。

12月初旬、友人へ”誕生日おめでとう”と連絡をした。
話の流れで、「いつも集まっているメンバーで会うからどう?」と誘ってくれた。

今年は全員で集まれていなかったから、4人全員が集まれる事になって嬉しかった♪

今回集まる家の家主A子は1歳半の男の子のママ、
海外旅行などに頻繁に一緒に行っていた独身E子、
都合が合わずなかなか会えない6歳の息子をもつYちゃん。

家主A子以外の2人が、今月誕生日なので駅前でケーキを購入した。
A子が私の体調を心配して近くまで迎えに来てくれた。

その後4人全員が集まり、お昼はモスバーガーをテイクアウトして家で食べた。
みんなお菓子など手土産を持ち寄って、1日中何かをつまんでいた。

6歳の息子をもつYちゃんが会った時から「もう大丈夫なの?」と何回も気にかけてくれていた。
その度に私は笑顔で「大丈夫だよ〜」と返していた。

お昼ごはんを食べてまったりしている時に、
またYちゃんが「さっちゃん大丈夫?」と聞いてくれて、
涙が溢れて止まらなくなった。

泣きながら死産の経緯などを一通り話して、みんなも泣いてくれた。

みんなに初めに聞かれたのは「死産の原因」。
へその緒がよじれてしまったことを説明した。

家主A子に「不育症ではないよね?」と聞かれた。
不育症は流産や死産を2回以上繰り返すと、その疑いがあるらしいけれど、
私はまだ1度しか妊娠していないから分からない。

産科の先生には出産の際に「母体にも異常はないでしょう」と聞いている。
今後妊娠してどんな結果になるかちょっと怖くなった。
私の体や卵子が原因で、流産や死産になったら夫に申し訳ない。

死産などのこういう話って、本人に深く聞いていいのか困ると思う。

でもYちゃんが詳しく聞いてくれて、みんなに話す機会を作ってくれて、私はすごく救われた。

仲の良い友人には、今回何が起きたのかをちゃんと話しておきたかった。

こうやってブログに投稿したり、人に話す事で、自分の中で整理出来ていくんだと思う。

久しぶりにみんなで集まって、話題の大半が私の話になってしまって、
せっかくの誕生日なのに申し訳なかった。

でも今回、死産の話題に触れないのはあまりにも不自然だし、
みんなが死産の話を聞きたかったんだと思うから、
今回は私の話が主になって良かったんだと思う。




「娘が僕たちを親にさせてくれた」

それにしても、一旦落ち着いていた気持ちがまた不安定になってきた。

もう大丈夫だと思って、友人に会う約束をしたけれど、約束をした日から泣く日が多くなった。

あれ?もう泣く日々は終わったはずじゃ??と、自分でも意外だった。

そんな時、母と電話で話した。
用件が終わり「最近はどう?大丈夫かい?」と聞かれて泣いた。

「最近また泣いてる」と言うと、
「大丈夫だよ、時間が掛かるんだから。お母さんもそうだったよ」と慰めてくれた。

母は第一子を妊娠23週で死産していて、その後3人を無事に出産した。
そんな母でも死産後の7年くらいは、ずっとモヤモヤしていて、何を見ても聞いても泣いていたと言う。死産後3人の子宝に恵まれても、7年間も気持ちの整理がつかず、
40数年経った今でも毎日お参りを欠かさず供養している。

ああ〜、私もこれから何年掛かるか分からないけれど、
ゆっくりゆっくり気持ちが落ち着いていくんだろうなと思った。

「娘が僕たちを親にさせてくれた」と、私が入院中に、夫が母に話していたらしい。

だから悲しいばかりじゃなくて、親にさせてくれたんだって感謝して過ごしなさいと。

娘は死んじゃったけど、幸せな時間をくれた。

そういう大事な事を忘れがちになっていた。

こういう時、母だけが私を救ってくれる、ありがたい存在。




行く前のLINEで、もう辛い。。。

2週目は生後4ヶ月の女の子がいるおうちへ。友人3人で集まった。

一人は2歳の女の子を連れてきていたから、私だけ子連れなし。

この日の集まりが辛かった。そもそも行かない方が良かった集まりだった。

前日の土曜は気分が落ち込んで、午前中から泣いていた。
その原因は、子供関連の話をLINEで延々話されたから。

3人のグループLINEで、当日の時間などの連絡を取っていた。
LINEの内容が徐々に「子供のお下がりいる?使うなら持っていくよー!」と、
2歳ママのSちゃんが4ヶ月ママのAちゃんに向けた内容ばかりに変化していった。

話の流れで聞いているのは分かるし、
お下がりの服やおもちゃを譲ったりするのはとっても良い事だと思う。

だけどグループLINEで「これいる?」「欲しい!貰う!」だけのやり取りで終わればいいんだけど、

「〇〇ちゃんがおしゃぶり急に卒業して、新品が数個残っちゃったからいらない?」

「うちは指しゃぶり派で、おしゃぶりは使わないんだ〜」

「え〜指しゃぶりするの〜?可愛いね〜!この時期はまだ使わないかな〜?」

など、私に関係ない会話延々が流れていく。
そして私は、自分だけ子供がいないこと、本当ならこの時期臨月間近でお腹が大きかったはずなのに、と、すごくすごーく気分が落ち込んでいった。

こんな内容のLINEが続いて、前日の土曜日はずっと心臓がドキドキしていた。

夫とイオンに買い物へ出掛けた最中も、
今にも泣きそうな気持ちを懸命にこらえて、買い物をしていた。

生後4ヶ月の赤ちゃんに会いたい気持ちと、行きたくない気持ちが揺れていて、
でもそろそろ社会に復帰していかないと益々内に引きこもって行くようで、焦りもあったと思う。




ママの集まる会は辛い。心が狭い私は行くんじゃなかった。

友人2人も私のことを心配してくれていて、元気になって会いに行ける連絡をすると喜んでくれた。

会った時に死産の経緯など、一から話すことになるよな〜と思い、
絶対泣いちゃうよな〜どうしようと考えていた。

先週の集まりの時みたく、話の流れで私の話題になるのかな?と思っていた。

でも当日、予想外に私の話にはならなかった!www

大半が私以外の二人が子育ての話をしていて、私は2歳の女の子とずっと遊ぶという1日だった。

私が1番に到着し、家主のAちゃんと数分お喋りしながら、Sちゃんの到着を待っていた。

その間Aちゃんが「体大丈夫?もういいの?」と聞いてくれて、
もう元に戻ったよと話す時に泣いてしまった。

死産の話をしたのはこの日この時だけで、
Sちゃんが到着してすぐ「さっちゃん体は大丈夫?話を聞いた時は夫婦で泣いたよ〜」
「あとで話そうね」と言ってくれたから、
子どもたちがお昼寝した時などに話そうかな?と考えていた。

でも結局、私以外の二人が子育ての話をしていて、
私はたまにその話に加わるくらいで、ほとんど私の話にはならなかった。

「仕事はもう復帰してるんだよね?テレワーク?」などを聞かれたくらい。

そして、この子育て談義を聞いている間がすごく辛くて、何度も泣くのをこらえた。

子供が遊んでくれて紛れた。
2歳の女の子は毎回私に懐いてくれてずっと近くにいてくれる。
4ヶ月の女の子もニコニコ可愛くて、人見知りで旦那さんが抱っこすると泣いちゃうとらしいけれど、
私が抱っこしても泣かないで機嫌良くいてくれた。

二人の子供に会えたのはすごく癒やされて楽しかった。

赤ちゃんを抱っこすると泣きそうになったけど…。

大人二人に会ったのは、まだ早かったな…と思った。

二人が子育ての話をするのは当たり前だし、以前は嫌な気持ちにならなかった。
いや、やっぱり以前からちょっと嫌だった。
私もいるのに長時間子育ての話をしなくてもいいのにと思っていた。

まだ気持ちが不安定のなかで、そんな状況にいると辛くて辛くて早く帰りたかった。

Sちゃんが私に死産の事を聞かなかったのは、気を遣ってくれたのではなくて、
単に聞くのを忘れていたんだと思う。(;▽;)

Sちゃんは、普段は子供と二人きりで大人の会話が出来ないから、大人と話すのが楽しいんだよね。
そして私が娘ちゃんと遊んでいるから、
その間に手が離れてゆっくりAちゃんと話せるが楽しかったんだと思う。
いつもそうだから。

私は子供が大好きだし、遊ぶのも癒やされてありがたい。

でも、10年来の友人Sちゃんが、死産についてなんの話も聞いてこなかった事に、私は今回不信感を抱いた。

私だったら、悲しい事があった友達に会ったら、その日はそのことについて話を聞いて寄り添ってあげたい。

いくらLINEなどで、心配しているよと連絡を貰っても、会った時にその話題をスルーされたら、
「ん?あの心配LINEはなんだったの?」と思ってしまう。

きっと子育てで、

毎日奮闘していて疲れているんだろうな。

たまには大人と子育ての話をしたいんだろうな。

Sちゃんだって大変なんだよ。

自分ばかり被害者ぶって、友達を悪く言うのは違うよなと思う。

そう思うんだけど、Sちゃんてこんな人だったっけ?と、今回の対応で不信感を拭えないのは事実。

帰宅後に届いたLINEもSちゃんとAちゃんで全く違っていた。

生後4ヶ月ママのAちゃんは、
「今日辛かったよね?大丈夫だった?良ければまた遊びに来てね」

2歳ママのSちゃんは、
「今日は楽しかったね〜プレゼントや食事どうもありがとう。」

やっぱりSちゃんからは、私の心境などを気にかけるLINEはなかった。
だからやっぱり、Sちゃんは自分の事で精一杯なんだよね。

私の勝手だけど、慰めてもらえると思って行ったのに、結果が大きく違いあっけにとられた。



帰宅後夫に「今日どうだった?」と聞かれて、
「死産の話にならなかったよ」「最初の数分Aちゃんと話しただけだったよ」と報告すると、
「え?」と不思議そうな顔をしていた。

やっぱ死産について聞かれないのは不自然だよね!?

その後、「でもみんなに元気な姿を見せられて良かったじゃん」と夫。

ああ〜。私の夫は聖人のよう。
それに比べて私って、何て心が狭いのか…。うんざりした(;_;)




高額なプレゼントなんて全然欲しくないのに…、クリスマス会にモヤモヤ…。

そんな事にプラスして、毎年恒例のXmasプレゼント交換がまたキツイ。

ハイブランドのコスメやデパ地下スイーツの手土産などがずらりと並ぶ。
毎回何をプレゼントしたらいいのか非常に困る。
その買い物の為に銀座などのデパートに足を運ぶのも億劫になった。

私が散財していた頃はプレゼント交換が嬉しかった。
プレゼント選びも楽しくて、このクリスマス会が1年で1番楽しみなくらい好きだった。
だから二人は変わっていない。私が変わってしまったんだ。

散財をやめて節約生活になり、今では月のお小遣いが1万円。
化粧品もデパコスからドラッグストアコスメへ変化した。
高額なコスメなんていらない。
ブランドネームに騙されないぞ!という気持ちで生きている。

そういう節約生活に慣れて、馴染んでしまって、今がすごくしっくりきて生きている。

プレゼント交換が嫌で、ここ2年程はこのクリスマス会へ行きたくないと思ってしまっている。


こんな状況の時、みんななら正直に言う?

「プレゼント交換やめない?」

とか

「私はプレゼント用意できないから、二人でプレゼント交換して」とか?

言えない!言えない!

二人には会いたいんだけど、プレゼントを用意したくない、欲しくもない、だからこの時期だけ会うのを控える?

どっちにしろ、二人のママ会話が辛すぎるから、当分3人で会うのはやめよう。




こんな嫌な気持ちになるなんて聞いてないよ…。

もうこのクリスマス会へ行きたくない。。。

ママ同士での育児の会話。

もう楽しいと思えないプレゼント交換。

私の状況・心境が変わっただけ。私のせいなんだけど、
もうちょっと気を遣ってくれてもいいのにと思ってしまう。

そんな状態なら集まりに参加するなよ!と言われれば、それが正論。
全くそのとおり!

だけど、こんな嫌な気持ちになるなんて分からなかったんだもん。

こんな心狭い奴でごめん。
でも今だけ。今だけは心狭くいさせておくれ。
きっと時間が経てば元に戻るから。。。

次からは気をつけるよ。
もう当分ママが集まる会には行かない。それが一番!

会の途中から胃が痛くなって夜まで続いた。

ストレスストレス。

帰宅後はご飯も食べずすぐに寝た。

グループLINEの通知が何度も鳴っていた。
今日の写真などを送ってくれているんだろうか。
とてもLINEを開く気になれない。
明日は返信できるだろうか…そんな気になれる気がしない。

モヤモヤモヤモヤモヤモヤしながらも、ぐっすり眠った。




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